老化の死神と言われるAGEs

糖化はアミノ酸やたんぱく質が糖と反応し、茶色く、固く、変化してしまう現象です。さらに体の糖化を詳しく見ると、食事などから摂取した炭水化物や糖分が消化されて過剰にできた糖と、体のたんぱく質が反応してAGEs(エージーイー)と呼ばれる終末糖化産物ができて変質(劣化)することです。体の主要な組織である内臓、筋肉、皮膚、髪の毛などは、水を除くと主にたんぱく質でできています。体が糖化すると体の機能を維持するのに欠かせない「たんぱく質」が「糖」と結びついて「老化たんぱく質」になってしまい、本来の機能を失います。また、糖化したたんぱく質は機能が低下するだけでなく、新陳代謝されにくくなって体内に長く留まり、さらに老化を進めてしまいます。AGEsはAdvanced Glycation Endproducts略語です。一方、AGEという英単語は「年齢」を意味しています。体内にAGEsが増えると、老化が進む(AGE=年齢、が増える)のです。

つまり、AGEsはたんぱく質本来の機能を低下させるゴミのような物質で、老化を進める死神のような存在なのです。


糖化ストレスを知らずして老化対策は考えられない時代

老化を止めて若く、美しく過ごすことは古代エジプト時代から人類の永遠の夢です。かつて女帝クレオパトラは美貌を守るために愛した食材があったとか。不老長寿の薬や永遠の美を求める素材探しの話は世界中にあります。見た目が実年齢よりも若く見られることは成人にとって男女を問わず嬉しいのです。老化を止めることは、いつの時代も万人の関心事と言えます。

近年、老化の医学的研究は細胞や遺伝子レベルで進んでいます。一方、食生活と直結した老化原因の一つとして注目されているキーワードの一つに「糖化ストレス」があります。糖化は美容やアンチエイジングの業界で肌のたるみ、弾力低下、くすみを生む原因のひとつとして注目され、さまざまな美容健康雑誌、健康情報番組などで頻繁に取り上げられています。「糖化」に着目したエイジングケア化粧品や健康食品は2009年ごろから発売され、今やサプリメント、美容ドリンク、ヘアケアなどが糖化ケア市場として成長しています。糖化の影響や糖化ケアの研究は日本抗加齢医学会、糖化ストレス研究会、日本メイラード学会など、さまざまな学会で成果が発表されています。今や、糖化を知らずして老化対策を考えられない時代になっています。


年末年始の営業に関しまして

2021年12月30日~2022年1月4日まで休業いたします。

年始は5日より通常営業いたします。
何卒宜しくお願い致します。


夏季休業日のお知らせ

弊社の夏季休業日は下記の通りです。

2021年8月14日(土)~2021年8月22日(日)

8月23日(月)より通常営業となります。
休業期間中にいただいたお問い合わせは、8月23日(月)より順次回答いたします。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


年末年始休業日のお知らせ

年末年始休業日のお知らせ
弊社年末年始の休業日は下記の通りです。
 
2020年12月29日(火)~2021年1月4日(月)
 
1月5日(火)より通常営業となります。
休業期間中にいただいたお問い合わせは、1月5日(火)より順次回答いたします。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。